中国との交流

中国との技術交流の歴史

1982年11月、中国進出口商品検査総公司との委託検査の協定書の締結を契機に、国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)をはじめ、中国の検査検疫部門との間で30年以上にわたり農産物検査の技術交流を行っています。穀物の成分検査から始まった交流も、残留農薬の分析、カビ毒の解明など、広範かつ高度な技術交流に発展し、特に最近では、米のDNA品種鑑定や残留農薬のポジティブリスト制分野に広がり、両国の貿易上発生する検査検疫の諸問題のすみやかで円満な解決に寄与しています。

1993年から1994年にかけて、中国から日本への107万トンに及ぶ米の緊急輸入時には、中国の検査検疫部門と当協会との残留農薬分析に関する緊密な検査協力により、穀物貿易の歴史に残る事業を達成しました。

2003年12月には、新たに中国国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)の輸出入食品安全局との間で、技術協力と交流に関する覚書を締結しました。これにより当協会とAQSIQは強固な礎を築き、さらに検査検疫関係の技術交流を発展させています。

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