中国との交流

中国関係機関との調印事項

CAIQとの覚書の更新

平成31年4月22日(2019年)中国検験検疫科学研究院(CAIQ)の李新実院長ご一行が来日され、引き続き両機関の協力関係を深めていくことで合意し、技術協力と交流に関する覚書の更新を致しました。

AQSIQ進出口食品安全局との覚書の更新

この度、北京において平成15年12月に中華人民共和国国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)進出口食品安全局と締結した「技術協力と交流に関する覚書」の更新の正式調印が執り行われました。

覚書を更新するにあたり、「穀物等農産物」から「穀物など食品全般」への分野を広げるとともに、従来の「残留農薬の分析」から「あらゆる有毒有害物の分析」を行う等技術協力及び交流拡大の提案にAQSIQのご同意もいただき、平成20年12月15日に当協会本部会議室において、AQSIQ進出口食品安全局 唐光江處長と南澤常務理事により仮調印が取り交わされていました。

平成21年4月20日、濵口会長を団長とする訪中団がAQSIQを訪問し、外国との覚書等が調印される調印室において、日中関係者、日本大使館佐竹参事官の立会いのもと、進出口食品安全局 林偉副局長と濵口会長がサインを取り交わし、正式調印が無事終了しました。

AQSIQとは

1950年、中国の輸出入商品の検査を行う行政機関として、商品検験局設立。
1980年、商品検験局が改組され、中国輸出入商品検験総局設立。また各地には輸出入商品検験公司設立。商品検験総局と商品検験公司は、連携して国内外の商品検査業務を実施。
1999年、出入国と検査検疫を効率的かつ円滑に行うため、中央政府機構の行政改革の一環として、商品検査、衛生検査、動植物検疫の3部門を合併し、国家出入境検験検疫局を設立。
2000年、新体制となり総局を北京に、各省、自治区300余地域に検査検疫機構を配置。
その後、総局に質量技術監督局機能を加え、北京の総局名を、中国国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)と改名し現在に至る。

CAIQとの覚書の調印

平成23年3月2日(水)~3月5日(土)中国検験検疫科学研究院 陳 洪俊副院長を団長とする3名の訪日団をお迎えしました。訪日団は、「中華人民共和国国家質量監督検験検疫総局進出口食品安全局と日本穀物検定協会との技術協力と交流に関する覚書」を基礎に、「日本穀物検定協会と中国検験検疫科学研究院との技術協力と交流に関する覚書」を新たに調印したほか、中央研究所、東京分析センターを視察しました。

日本穀物検定協会 本部会議室にて

中原公司との覚書調印

当協会は中検集団中原農食産品検測(河南)有限公司(略中原公司)と業務提携の覚書を締結し、小麦、小麦粉及び加工製品をはじめ、農産品、食品、飼料等の安全性検査、品質検査等の分野で協力関係を強化することで合意しました。河南省は小麦の主産地であり、年間生産量は3千万トンにも上ります。食の多様化に伴い、安全性検査、品質検査のほか加工適性検査等の需要は高まっており、同公司と業務提携を通じて日中の食品安全や品質の向上に貢献してまいります。

調印式(中原公司董事長 憑躍生副(左)と東京分析センター長 松倉 潮(右))

中原公司のオフィス前
(中原公司と穀検の関係者)

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