地域認証制度
北海道支部において北海道庁が行う2つの制度、「道産食品独自認証制度」、「道産食品登録制度」の認証機関として、活動しています。
道産食品独自認証制度

北海道庁が実施している「道産食品独自認証制度」は、北海道ならではの豊かな自然環境の下で生産された原材料を使用して、道内で製造された加工食品を認証する制度です。原材料や製造工程、衛生管理、商品特性、食味など、独自に設定した基準をクリアしたものだけを認証する北海道生まれのこだわりの証で平成16年に創設されました。
この道産食品独自認証制度に、北海道支部は認証機関として登録をしています。
北海道支部は、道内で生産・加工された食品を対象に衛生面や品質、味の面で一定の基準を満たした商品を第三者機関として公正に認証しています。
認証の方法 |
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認証対象(基準策定)品目 | ハム類、ソーセージ類、ベーコン類、日本酒(純米酒)、生・干しそば、アイスクリーム、米みそ、スティルワイン、丸大豆納豆、豆腐類、単式蒸留しょうちゅう、丸大豆しょうゆ、生中華麺、生ハム、ビール |
北海道支部の認証品(令和3年3月現在) | ロースハム1品、ボンレスハム2品、ベーコン1品、日本酒(純米酒1品)、干しそば2品、アイスクリーム7品、米みそ2品、丸大豆納豆7品、木綿豆腐2品、絹豆腐1品、寄せ豆腐1品、丸大豆しょうゆ4品(合計31品) |

①一般消費者パネラーによるアイスクリームの官能検査

②一般消費者パネラーによるしょうゆの官能検査

③専門家委員によるアイスクリームの官能検査

④専門家委員によるしょうゆの官能検査
認証申請手数料及び検査手数料(税込表示)
認証申請手数料 (認証申請時) |
1商品につき77,000円 追加1商品につき22,000円(複数商品を同時に申請する場合) |
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定期検査手数料 (2年目以降1年単位) |
1商品につき55,000円 追加1商品につき22,000円(複数商品を同時に申請する場合) |
北海道支部では、認証業務を通して道内食品産業の活性化と消費者の食の安心・安全に対する信頼の確保に貢献し、北海道ブランドの向上が図られるよう努めています。
申請受付期間
(毎年)1月~12月に受付ております。道産食品登録制度
北海道庁は、消費者の商品に対する信頼確保と道産ブランドの品質の向上を図るため、道内で製造・加工された道産加工食品を登録する制度として平成18年に創設されました。
制度の概要
次の要件に該当する加工食品を対象とします。
- 北海道内で製造・加工されたものであること。
- 北海道産の農産物、畜産物、水産物、林産物、その他を原材料として加工したものを使用していること。
- 食塩、調味料、添加物などの原材料については、北海道産に限定しません。
- ミネラルウォーター類(容器入り飲料水)については、北海道産の水を使用していること。
- 糖類を主な原材料とする食品(糖類の重量が上位3位以内で、かつ原材料に占める重量割合が5%以上のもの)については、糖類が北海道産であること。
- 北海道産原材料については、北海道産と表示し記載可能なものは市町村名やその他一般に知られた地名を表示すること。
- 商品形態は最終の出荷形態と消費者の入手形態が同一のものであること。
北海道支部は、この登録制度の登録機関第1号として北海道知事より登録を受けています。
登録番号 | 登録第1号 |
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登録年月日 | 平成18年1月13日 |
登録機関名 | (一財)日本穀物検定協会北海道支部 |
所在地 | 札幌市白石区菊水8条3丁目1番24号 |
電話 | 011-831-6191 |
登録の証として「登録マーク」を添付していただきます。
申請受付期間
毎年2月 / 4月 / 7月 / 11月に受付ております。
登録審査(検査)手数料(税込表示)
(1商品)11,000円です。